胃がんは、「病期」で分類されているんです。ステージともいいますが、それぞれについての生存率のデータがあります。胃がんの生存率を知っておくことは、治療技術の向上を知ることにも繋がりますし、早期発見へのきっかけにもなることでしょう。年齢や性別が同じで健康な人に対し、胃がんと診断された人の5年後の生存率を計算したものを、「5年相対生存率(ごねんそうたいせいぞんりつ)」といいます。
早期発見をすることができた胃がんで、粘膜部分への増殖だけでの状態だった人の5年後の生存率は、100%に近いものだったようです。早期発見は、完治できる確率が高いことを表していますよね。では、胃がんが進行していた場合の生存率をみてみましょう。1期の場合は90%、2期の場合は73%、3期の場合は43%、4期になると、6%となっているです。生存率は毎年、わずかながら上昇しています。
胃がんを発症した人全体では、数十年前と比べてみると、5年生存率は2倍近い値を示しています。このデータから見ても、早期発見の重要性を感じる人が多いのではないでしょうか。しかし実際は、自覚症状もないために、早期発見できた場合でも、「偶然」であることが多いようですよ。他の病気の検査でたまたま胃がんであることがわかったというパターンが多く、意識して早期発見するといっても、なかなか難しいようですね。
胃がんが発見されると、次はどの治療方法が可能かという問題になります。実はここが、生存率の分かれ道でもあるんです。体力的な問題などで切除できないケースがあります。このような場合、切除できる人に比べると、生存率は大きく下がってしまうようです。
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