胃がん治療のために手術を受けるなら、合併症のことも知っておく必要があるでしょう。合併症の心配をゼロにするなら、内視鏡による手術をうけることが必要です。ところが、内視鏡による手術は、初期の胃がんに対する手術にしか対応できません。つまり、合併症の心配がない手術を受けるためには、早期発見の必要があるのですね。
胃がん手術の際、2種類の合併症が考えられます。まずは手術直後に現れるタイプもうひとつは手術後時間が経ってから現れるタイプです。安全性という点から言えば、手術直後に現れるタイプの合併症の方がまだ安全と言えます。例えば縫合不全や肺炎が考えられます。この場合は、治療を受けることで回復できるでしょう。
ところが、もうひとつのタイプ、手術後時間が経ってから現れる方の合併症はなかなか手強いのです。貧血の症状が多いようですね。その他、輸出脚症候群・ダンピング症候群・輸入脚症候群といった症状があります。中には、胃がん自体は完治したけれど、合併症の治療の方が時間がかかってしまうというケースも多いようですよ。
輸出脚症候群の症状には、寒気、嘔吐といったものがあります。ダンピング症候群の症状は、食後になってから、疲労感、脱力感、顔が火照る、汗が出てくるといったものがあります。これらは、食べたものが一気に小腸へ向かうことが原因といわれています。対策としては、時間をかけた食事を心がけることです。
輸入脚症候群の症状は、背中や腰の痛み、腹部の張りを感じるといったものです。胃がんの外科手術を受ける際には、これらの合併症の可能性があることも理解しておきましょうね。
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